格助詞は、主に名詞について、その名詞と他の語との意味関係を示します。
1 が
述語:(谓语) じゅつご
ふるさと:故郷
➀ 述語に対する主語を表わします。
表示谓语修饰的主语,表示主语
(1)山田さんが本を読みました。
(2)空が青いです。
(3)田中さんが最初です。
日本語では、存在するもの、感情の向かう対象も「が」で表わします。また、希望する動作の対象、可能を表す文における動作対象なども「が」で表すことがあります。これらの「〜が」も主語であると考えられます。
(4)机の上に本があります。(「Nがあります/います」、「NにNがありmす/います」)
(5)コンピュータが欲しいです。(「Nが欲しいです。/Nがほしくありません」)
(6)ふるさとが懐かしいです。(「Nが好きです/Nがすきではありません/Nがきらいです。」)
(7)水{が/を}飲みたいです。(→「Vたいです/Vたくありません」、「Vたかったです/Vたくありませんでした」
(8)英語{が/を}話せます。(→「可能形」)
➁ 名詞を修飾する節の主語は「の」でマークすることがあります。
➂ 副助詞がつく場合には、「が」は現れません(「副助詞:の解説ⅩⅠ「副助詞全体について」)。また、話しことばでは、「が」なしで表現する場合があります。
(9) わたしは本を読みました。
(10)わたし、大学へ行きます。
2 を
➀ 他動詞の表わす動作の対象を表わすほか、移動の出発点や通過点・経路を表わします。
承接他动词时,修饰动作对象:
(1)山田さんが本を読みました。(動作の対象)(→「NをVます」、「NにNをVます」)
或者修饰出发点时:
(2)9時に家を出ます。(出発点)